カスタマーへのサービス提供スタート(= オンボーディング)は、平均でとのくらいの期間を要するかご存知ですか?全業界において、新規顧客のオンボーディングに要する平均日数は60日と言われています。効率化・自動化が進むIT時代において、このプロセスには、大幅なスピード改善の余地があると感じませんか?
オンボーディングの品質改善が必須である理由
ビジネス現場においては、相手に与える第一印象が、その後の成否の流れを大きく決めます。これは、特にオンボーディングにおいても言えることです。新規カスタマーは、サービス提供におけるプロセスが、いかに効率よく洗練されたものであるかを、サービスを受ける中で厳しく評価します。サービス提供のスタート段階で、新規カスタマーがサービスプロバイダーに抱く信頼の基盤が築かれ、実際のサービスの期待値が決まると言われています。これは、新規に限らず、既存カスタマーにおいても同じです。一定レベル以上のサービスを受けることが可能であることを既に知っている既存客こそ、サービス提供クオリティーのアップダウンに敏感であり、プロセスの継続的な改善を求めます。顧客維持率を5%向上させることにより、会社の利益率を25%以上改善させることが可能であると言われることもあり、既存カスタマーをお得意様として維持することは、ビジネスの継続・発展のためにとても重要です。
顧客目線がプロセスの最適化には必要
サービス提供のプロセスを改善するためには、まず、その一連の流れを視覚的にまとめて整理することから始まります。工程の整理・見直しを行い、その流れを可能な限り顧客目線で効率化しましょう。
プロセスを顧客観点を意識しながら効率化・自動化することにより、各カスタマーに対してのサービス提供上のタイムラグを最小限に抑えることができ、その結果として、顧客満足度、及び、顧客維持率の改善にダイレクトなかたちで繋がっていきます。
顧客オンボーディングのテンプレートサンプル
会計・税務の現場での業務効率を強力にサポートするTaxDome(タックスドーム)では、オンボーディング用のチェックリストとしても役立つ、プロセスのテンプレートが豊富に用意されています。各テンプレートは、そのままのかたちで使うことが可能であることに加え、各事務所のオペレーショに合わせ、自由にカスタマイズすることが可能です。
ステップ1:案件スタート |
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ステップ2:チェック作業 |
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ステップ3:申告書の作成 |
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ステップ4:事務所内レビュー |
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ステップ5:支払いの受領 |
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ステップ6:電子署名 |
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ステップ 7: 電子申告 |
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ステップ8:案件終了 |
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このテンプレートは、特に個人事務所での運用にオススメのシンプルなスタイルです。
ステップ1や3にも含まれるカスタマーへのメール連絡は、設定しておいたワークフロー上のタイミングに従い、予め準備しておいた書面が自動で送信されます。顧客から回収する必要のある資料や、申告書作成に必要となる重要な情報は、細かくカスタマイズ可能な「情報フォーム」を介して行えます。
ワークフロー上には、ステップ4や7のように、事務所スタッフ向けのタスクが自動作成されるよう設定が可能です。
このテンプレートでは、TaxDomeならではの「請求書」と「文書への電子署名」機能が使われています。請求書の作成からカスタマーによる実際の決済まで、顧客からの支払い受け取りに関するすべてをTaxDome上で行えます。また、カスタマーによる特定の請求書の支払いを文書開封の条件として設定することで、文書へのアクセスを条件付きでロックすることも可能です。
また、このテンプレートには含まれていませんが、顧客へのタグの割り当てや、事務所内スタッフの案件への割り当てや割り当て解除等も、設定しておいたタイミングで起きるよう設定しておくことが可能です。
税務・会計のための業務効率改善ツール
新規顧客に対してのサービス提供の品質は、長期的・継続的に顧問先としてサービス提供を続けられるか否かを決める重要な要素です。新規顧客オンボーディング向けのテンプレートが豊富に用意されているTaxDomeの導入は、この品質を高めていくための効果的なソリューションのひとつです。TaxDomeを活用し、オンボーディングのプロセスを最大限に効率化・自動化することで、顧客サービス満足度を大幅にアップさせることができます。TaxDomeに興味が有る方は、japan@taxdome.com 宛にお気軽にお問い合わせください。
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